武井咲の「東京全力少女」では、
主人公がうどんを打つという趣向がある。
それを見てて、TPPのことを思った。
少なくとも私が小学生の頃、
大津町では、夏は米、冬は麦という二毛作が普通だった。
だからパンや麺類は国産の小麦で作られるのが
一般的だったのだろうか。
いまや、国産の小麦によるうどんやパスタなんて
付加価値の乗ったある意味、高級品なのだろう。
それでいいのか、と言ったって
昔と今とどちらが小麦を使用しているのか。
輸入小麦が入って来たから、
食べるようになったのか、
やはり経済的に豊かになったことで
世界中の食べ物を日本にいて食べられるようになったからだろう。
小麦だけの話ではありません。
ビール麦は国産だろうか、輸入だろうか。
日本で学校給食が始まったときパン食だったのは、
小麦の味を子どもたちに覚えさせるためだったと
アメリカの陰謀説を取る人もいるが、
給食に回すだけの米が準備できたかもわからない。
米飯を大量に炊く技術の問題もあったのではなかろうか。
アメリカでの余剰生産物を押し付けたという見方もあるが、
いろいろな要素が合わさったのだろう。
日本人がうどんやそばを食べていたのは、
それが安価だったからだろうし。
というか、
私の小学生時代、
コッペパンにたくあんという献立もあったな。