そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

ボランティアガイドで半日

6月27日 木曜日


午前中、菊池恵楓園のボランティアガイドで、
西合志南小学校の6年生、3クラス約100人を案内。
ガイドで一緒に回ったのが、入所者のUさんだったので、
私のしゃべることは雑駁なものに思えました。
というか、実際いつもそうなんですけれど。

どれだけ言葉や思いが伝わっているか、
フィードバックがあってもいいと思う。

稲葉さんの講話が終わった後、
ぼくたちにできることは何ですか、という質問があった。

「社会人になったとき、差別をしたらいけないということを
覚えていてほしい。国内でも外国でも。
外国に行ったら、体格や肌の色で
差別されるかもしれない。
優位に立つ人が(君を)差別するかもしれない。
(ひょっとすると)自分が差別する側に
まわるかもしれない」と稲葉さんは答えた。
みんなしっかりノートを取っていた。

人権とか差別とか、
とかくキーワードで通り一遍に語られることが多いが、
そこにとどまらず、世の中や世界の問題へと
意識を広げて行ってほしいと思う。
偉そうなことを言っても、おとなになればなったで、
かえって身の回りの仲間うちの論理で
世界がわかったような気になっている御仁ばかりだ。

特に地元の子どもたちだということで、
勉強したことをおうちの人や周りの人に
伝えていってほしいと最後に私は付け加えた。
それは先日の定例会一般質問でも
私が言いたかったことの一つである。

いつか、私を糾弾する側に立つように育ってほしいと
ひそかに願うものである。
そうでないと、世の中の真の成長というものが止まる。
そうは思いませんか。