そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

危険な暑さに対する対策

古い資料を整理していたら、議会事務局からの業務連絡が出てきた。
表題は「危険な暑さに対する対策会議について」というもので、
日付は平成30年(2018年)7月27日である。新型コロナ前であるが、
そう遠い昔ではない。
それによると、臨時部長会を開催し、今後の取り組みについて協議したので議員各位に向け報告するというものだ。
協議・検討による指示事項として、
①区長や民生委員と協議し、公的機関が訪問した方が良い家庭について職員が訪問する。
②コミュニティ施設や防災センターなどの公的施設の開放を行う。(開設時間のみ)
③スポットクーラーを災害用として購入し、貸出を行う。
④農家からはしっかりこまめに聞き取りを行い、現状を把握する。(寄り添った対応)
防災無線による注意喚起(市北部地域のみ)を行う。
以上のような記述がある。
おそらく初めてこの年、行った対策だろうと思う。
以降、毎夏のことで、さらに危険度が増しているような気はするが、
市民一人ひとりの意識も向上しているのではないかと思われる。
テレビ等でも繰り返しくり返し報じているので、自治体として防災対策級の対応が必要とされるかどうかは難しいところだ。
今週は台風の進行速度があまりに遅く変則的だったこともあり、
台風とそれに伴う線状降水帯など豪雨への備えが特に心配されたところでもある。
平成30年当時の対策で有効なものは引き継がれているだろう。
例年を越える猛暑、酷暑、炎暑はすっかり夏の日常と化している。
5年間でそれは普通のことのように定着したということだ。
付け加えると、その業務連絡はFAXで送られていた。