そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

秋桜忌

昨日、菊池恵楓園で「秋桜忌」として
シンポジウム「菊地事件再審国賠訴訟とは何か?」が開かれた。
受付の手伝いをしただけで、残念だが中身は聞いていない。
しかし終了後の懇親会には参加していろいろ話をした。
療養所の社会化に関して、
合志市がやっている清掃ボランティアのことを
素晴らしいと評価してくれる人がいた。
自分がハンセン病の啓発を狭い範囲でしか見ていなかった。
そのことに気づかされた。




作文選考

昨日は、社会を明るくする運動の作文の候補作選考だった。
合志市での入賞作3編が県の推進本部に送られる。
市内の小学校から43編が集まった。
中学生の参加がなかったのは残念だが、
作品のレベルは全体的に上がっているような気がする。
レベルが上がるという評価は学力とは別で(おそらく)、
作文を書いてみようと児童に呼びかける先生が
この作文のテーマや目的について、
いかに具体的に伝えるかにかかる要素が大きい。
ポイントを設定して、
一つ目、二つ目と論点を整理している作品が多いことは、
自分が不得手のことなので、感嘆。
社会を明るくする運動に対する理解も深まっている。



講演会案内ちらし

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今日の熊日夕刊の「一筆」に
熊本大大学院人文社会科学研究部教授の松浦雄介さんが
書いている。
「近年のまちづくりでは、ストーリーという言葉が使われる。
たとえば文化庁は、数年前から日本各地の『地域の歴史的魅力や
特色を通じてわが国の文化・伝統を語るストーリー』を
『日本遺産』として設定している。
経済産業相も地域内の観光資源をむすびあわせてストーリーを
つくり、より効果的な観光促進を図ることを提唱した。
そして日本各地で、地域ストーリーづくりが行われている」
ストーリー、ストーリーと唱えればいいわけではない。
ストーリーにはヒストリーが必要である。
地元の歴史は、そこにしかない。
それは「つくる」ものではなく、
掘り起こし磨くものなのではないか。