そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

「週刊クンタキンヤ」8/30/1999

 9月2日の8回目の誕生日を前にして、二男に7歳が終わって8歳になるのって、ちょっとさびしくないかと聞いたら(訊く方もきく方だが)、「人生これからだ」と答えやがった。

 二男リョウのもうひとつの話。
「ぼくは、おかあさんと同じB型だから、おかあさんの子どもってわかるけど、おとうさんとぼくは親子かどうか、わからんよね」
「なんで」
「だって、おとうさんO型でしょ」
 長男と妻が起きてくる前の早朝、私はメモ用紙にABO式の組合せを書いて、息子に血液型の講義をしたのだった。

Then and Now : 平成11年9月18日「すぱいす・ほっと」掲載。この「人生これからだ」ネタは、PTAの保護者会の締めの挨拶などに結構使わせてもらった。久々に原文を読むと、微妙に記憶とずれてきていることに気づく。直近では、遼の6年生最後の授業のとき、出席した一人ひとりが感想を言うことになり、これを久々に使ったら、ぐっと胸にこみあげ、声が震えてしまった。
 この「すぱいす・ほっと」の「ほっと」を私は“hot”と勘違いしていたのかもしれない。