そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

セーラー服は、もはや記号ではない。

 どうも面白くない。薬師丸ひろ子主演で映画化された頃は、それなりに新しかったのだが、亜流である「ごくせん」の印象の方が強い現在、かなり苦しい企画である。「マイ★ボス マイ★ヒーロー」というのも最近までやってたし。
 何といっても、長澤まさみ、である。まずショート・ヘアがあんまりよくない。眼鏡のデザインが合わない。第3回でコンタクトに変えたのは正解。
 どうもセーラー服と2006年がマッチしないのではなかろうか。長澤まさみも高校生の役が似合わない。喋りが舌足らずのわりには無垢な感じがしない。
 でも、「家族」というキーワードが出てきたところで、なるほど擬似家族の設定として「組」なのかと、少し納得。やくざを肯定的に描いたりは出来ないが、家族の再生という話なら寓話としてオッケーかも。
 ただ予告編を見てると、家族が死によって閉じられるという展開になりそうな感じが...
 評価が辛口になるのは、長澤まさみのファンだからですねん。