そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

「快適な道路交通環境の整備による元気づくり」>1/15/2007・k321

私は合志市に住んでいるので、熊本電鉄熊本市電の結節に期待を寄せています。
自動車は産業経済分野のけん引役であり、
県でもその経済効果を重視することでしょう。 
しかし、渋滞が引き起こす環境への負荷を考えるとき、
路面電車を交通の核にすることは最優先だと思います。
先日、パリで路面電車が復活したというニュースもありました。
これからの時代、スマートで、利用しやすい路面電車があるということが
観光戦略の大きな柱になるでしょう。
交通センター、辛島町周辺の再開発が話題に上っていますが、
バス網の再編とセットで考えるべき課題だと思います。
ところで、公共交通機関の利用促進というスローガンが繰り返し唱えられます。
キャンペーンもあります。しかし、交通事業者の方たちには真剣さが足りない。
それは、マスタープランを作る熊本県熊本市の担当者の認識の欠如でもあります。
新聞への投書などで書いたことがありますが、
「利用促進」という言葉には実態がありません。
あるいは、新しい顧客の獲得という戦略が見えません。
一目でわかる路線図すら作れない交通事業者に、
バス網の再編など任せられるわけがありません。
通町筋熊日びぷれす前のバス停から、掲示してある時刻表と路線図を使って、
初めて訪れる場所にバスを使って行ける人が何人いるでしょうか。
おそらく100人に1人か2人。
その人数を50人に引き上げるというような数値目標こそ、
最も必要ではないでしょうか。

Then and Now:熊本県の県政モニターで提出したレポート。新しいことは何も書いていません。