そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

コミュニティをめぐるバス

第12回合志市地域公共交通協議会


前回に引き続き、本日も傍聴しました。
今日は、私以外に5名の市議会議員も参加。

先日の議会定例会の
総務常任委員会で、付帯決議がなされた
「湯ったり乗ったり弁天カード制度導入事業」についての協議が
議題に上がっていました。

この事業は、市長マニフェストでは、
「穏やかに暮らし地域に貢献するお年寄りのために」
という大項目の中の、
「公共交通と温泉を使った安全・健康・交流支援」に
含まれていたものです。

目的は、高齢者福祉となっているので、
対象は、市内在住の65歳以上の市民
及び障がい者手帳所持者となっています。

それに市内コミュニティバスに限定した定期券を
組み合わせたところが、目新しいところだったのですが、
補正予算に対して、議会の意見としては、
ユーパレス弁天400円を仮に100円にすると、
市内の公共的類似施設、みどり館200円や
老人憩いの家150円の利用料金との兼ね合いで
不公平感があるというのが理由の一つでした。

予算の数字に表れるので、
料金の設定が一番分かりやすいのですが、

(2)「コミュニティバスの運行において地域格差の解消に努めること」

(3)「65歳以上の市民、及び障がい者手帳所持者の
  全市的公平性を確保すること」

上記の2点も重要です。

(2)については、バスの運行日数や便数などに
地域格差があっては困るということ。
(3)は、制度の周知徹底という、当たり前だけれど、
見落とされがちなこと。

細かいことを言えば、バスの運行については、
ルートや便数など十分検討することではあるし、
まだ試行段階ではないか、と言われるかもしれません。

しかし、そういう原則論を審議するのが、
常任委員会、そして市議会の役目なのですね。
最近わかったんですけど。

執行部としては、ユーパレス弁天の入浴料を
200円とすることで調整中とのこと。
バス料金往復200円なので、
合計すると、現行の入浴料400円と同じになります。

ということは、これが原案のまま入浴料100円だったら、
バス料金往復200円+100円=300円。
定期券としての利益とは別に、1回当たり、
400円-300円=100円のばらまきということに、
なっていたのだろうか。

また、定期券額面 3ヶ月4,800円がリーズナブルかどうか。
それより、1ヶ月1,600円の方が、適当なような・・・

他に、10月から実験を行うコミュニティバス運行ルートの承認、
乗り合いタクシー運行ルートの承認について、
などの議題がありました。

コミュニティバス購入契約については、
入札結果について、議会承認となるので、
臨時議会が開催予定だそうです。