そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

見張り塔からずっと

大和総研専務理事チーフエコノミスト
原田泰という人が、4月29日の熊日「経済展望台」に
子ども手当不人気の理由」というのを書いている。

なんか前にもこの人のことを書いたような気がして、
ブログ内検索をかけてみると、
こういうのがあった。→仕分けは目的議論せず

子どもや孫のいる人が少ないから、
子ども手当は評価されないという。
そこから、どーんと飛躍して、

「2064年には、日本人の中位数年齢は59歳となる」

「年金を得るまであとわずかのこの人たちが、
自分たちの年金は絶対に減らすまいとして
投票をしたらどうなるだろうか」と来て、

「高齢者の投票権を制限することも
必要になってくるのではないだろうか」
と結論づける。


投票率の高い高齢者の人気取り政策は、
過去に自民党のお家芸と言われていた(かどうか、
知らないが、ま、それに近かった)から、
それを無視して、論理を展開しないでほしい。

いずれにせよ、投票権を制限すること、
それを言いだすとは、エコノミストの底が割れる。
投票行動を起こさない若者の責任逃れを
あなた、どう考えるんですか。