そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

レッツ・メイク・オムレッツ

5月18日号のanan、「村上ラヂオ」第109回は、
「オムレツを作ろう」である。
今回は、村上氏が新作長編を完成したという
重大発表が、さりげなくなされているところに
まず第一番に注目。

それは前振りであって、
長編を書き上げたから、朝から
のんびりオムレツなんぞ作れるのだという話。

そこで、2番目に大きな発見がある。
氏のオムレツの師は、帝国ホテルのシェフだった
村上信夫さんであるということ。
それもその昔テレビ番組で見て覚えたという。

実は私もそうなのだ。
だから、兄弟弟子と言えるではないか。
ただ、少しだけ自信がないのは、
私は雑誌POPEYEか何かで、その前に
学んだような気もするからだ。

ところで、オムレツへの道は、
鉄製のフライパンを購入するところから始まる。
そして焼いて油をなじませて
オムレツ専用にしなくてはならない。
記事には、半径20㌢とあったが、
あれは直径の間違いではないか。

それと、オムレツ作りのシチュエーションが、
作家らしからぬ安直さで笑えるので、
ぜひどこかで本文を読んでほしいと思う。
それくらいレイドバックした文章である。

ついでながら、学生時代に
BLTサンドイッチをPOPEYEから、
読売新聞だったと思うが、
桐島洋子さんのチリコンカーン。
そして伊丹十三さんの著書から、スパゲッティ・カルボナーラ
また、中学生のころやはり新聞で、
チャーハンの作り方を学んだ。
それは柳原良平さんのエッセイだったか。定かでない。
結構、私も通の料理をやっていたのだった。