そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

一般質問パート1

定例会一般質問。
私の出番は本日午後1時からでした。
コンサートライブの後のように、
終わったあとの解放感と高揚感はいっときで、
すぐに、ああ言えばよかった、こう訊ねるべきだったと、
もう最低な気分が襲ってくる。
いつものように準備原稿をアップします。

ほんとに、変にいじくらず、
原稿のままで行けば、こんな忸怩たる思いを
味わわなくて済むんではなかろうか。
ほんと成長がないな。

1. 職員の人材育成について
 どのように職員のやる気を引き出して
 効果的な組織運営をはかるのか。

議席番号5番の上田でございます。
現在、この、先の見えない不況による就職難で
公務員は人気の職業であると言われますが、
何かといえば批判の対象にもなってきました。

仕事をしているように見えないだとか、
何をしているかわからないだとか、
実際は民間企業にしても組織が大きくなれば、
同じように仕事をしているように見えない人や、
何をしているかわからない人も少なからずいるわけです。
立場上反論しにくいのが公務員なので、
ついつい言われっぱなしになってしまうことが多いのでしょう。

先の震災で、役場や市役所職員をはじめ、
自衛隊・警察・消防の活躍が見直された部分も大いにあります。
しかし、やはりそれは現地で大変な目にあっても
頑張っている一部の公務員が個別に評価されただけであって、
やっぱり身近で頑張っている合志市の職員に対する見方が
特に変わったというわけではないと思います。

なぜなのか。理由はいくつもあるかもしれませんが、
もともと目立たないことをやるのが本来の仕事だからです。
公務員の仕事は空気みたいなもので、あって当たり前、
息苦しくなって初めて、空気のありがたさに気づく
というようなものではないでしょうか。

しかしありがたがられるだけが、優れた職員だと
言っているわけではありません。その仕事を選んだからには、
芸術家が作品に向かうように、
またスポーツ選手がよりよい成績を残そうと努力するように、
その仕事にまっすぐに向かうしかないのです。

ただ、まっすぐにその職務に向かうといっても、
昨日と同じことを今日もやればいいのかというと、
世の中の方が毎日変化していきますので、そういうわけにはいかない。

そこで今回、職員の人材育成について、
どのように職員のやる気を引き出すための研修が行われるのか、
またそれをどう組織運営に活かすかについて
伺おうと思っていましたところ、
平成22年4月に「合志市職員人材育成基本方針」が
きちんと打ち出されていたことを遅ればせながら発見いたしました。

まず初めにお伺いします。
この基本方針が作られた経緯を教えてください。



と、こんな具合に始めたわけです。
恥ずかしながら、次にどう繰り出すか、
そればっかりを考えているので、
答弁をメモする余裕なんてありません。

読んでいただければお分かりだと思いますが、
今回は、質問というより、
演説で行こうと決めたのであります。
一般質問なのに、自分の考えをとうとうと述べる。
それは間違っているという考えもありますが、
ある意味、議員にとってはパフォーマンスの場であり、
市長・執行部にとっては、
議員のガス抜きだと割り切っている面もあるような気がする。
それで終わらせないためには、
お互いに相手の意見に真摯に耳を傾けることが必要だ。

【続く】