そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

ヘッド・オーヴァー・ヒールズ

子どものころは私も
テレビのプロレス中継を熱心に見たものだ。
もちろん力道山はアイドルだったし、
力道山亡き後も、ジャイアント馬場がいるから
日本も大丈夫だと信じていた。
ほとんど覚えていないけれど、
タイガーマスクのテレビアニメも毎週見ていた。

しかし、割と最近まで「ヒール」の意味を知らなかった。
簡単に言うと「善玉」に対する「悪玉」のことであるが、
まさか自分がそのヒールの役回りになるとは
またまた思いもしなかった。
だが、議員というもの嫌われて一人前だ。
気づいたことはオープンにしておこう。


合志市では、8月1日付で条件付一般競争入札
4本公告されている。

合志市立学校給食センター建替工事(機械設備)

合志市立学校給食センター建替工事(電気設備)

合志市立学校給食センター建替工事(建築)

・西合志南中学校体育館改築本体工事

である。

このたび、これまでの変動型最低制限価格ではなく、
新たな最低制限価格制度が試行される。

この試行においては、
契約担当者が、予定価格調書に最低制限価格を
記載したものを、封筒に入れて封印し、
保管することになっている。

事前に決められるものには恣意があり、
また漏えいの危険性もある。
ここで試行とされている理由は、
異議申し立てに対する弁解とも取れるし、
今回の入札が無事終われば、元に戻してもかまわない
という意思の表れとも読めるが。

今回は、建築本体工事が、地元を含む2社JVになっている。
中小企業等振興基本条例が持ち出されているが、
それなら、機械設備・電気設備も同様であるべきではないか。
また、一般競争入札とはいうものの、
実際上は限りなく指名競争入札に近くなる。
ただ地元業者を参加させるには致し方ないところもある。
それをどうこう言うほど、私もヒールになりきれない。
また、現実には自分のことを悪人だと認識するヒールは
よもやいないだろう。
誰もがそれぞれの立場で、自分が正義だと思っている。
それが現実だ。

今回、私がこんなことを書いていると話題にされるだろう。
根も葉もなくなないが、
ほんとうに私はヒール扱いになるかもしれない。
だけど、ここに書いている以上のことは書いていませんので、
悪しからず。

Head over heels.