そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

ごみ減量大作戦

「ごみを減らしましょう」と題して、町内にお知らせを回覧しました。
町内とは、自治会内の世帯のまとまりの一単位です。
泉ヶ丘には5つの町内があります。

「可燃ごみの処理費用は、
1kg当たり運搬単価が、9.76円、処理単価が33.37円です。
かりに1回に出すごみの重さが5kgだとすれば、
運搬に49円、処理に169円の税金が使われることになり、
合計で216円になります。
1枚30円のごみ袋(大)代金はその一部にしかなりません。
各家庭でのごみの減量化は、
合志市の限られた予算をごみの処理から、
もっと別のものに回すために有効な方法の一つです」
と書きました。
そして、ごみステーションに、
ホームセンターで買った手ばかりを置きました。
雨に濡れたらいけないので、実際に置くのは、
降らないような日だけになりますけど。

これはある程度継続してみて、
その平均値が少しでも下がればというところです。
ごみの減量に対する取り組みには強制力は働きません。
せいぜい、有料のごみ袋の単価を上げるぐらいです。
実際には、キロいくらでの引き取り価格の設定というのが、
もっとも公平だとは思いますが、
実行にかかる手間や経費がかさみそうで。
そこで、まずは減量を意識してもらうには、
具体的な数字が、いちばん分かりやすいかなというところです。
さて、何人の人が、量ってくれるでしょうか。

明日から、消費税が8%になりますが、
駆け込み購入で、余分なものを買うことは、
ある程度景気を刺激するかもしれませんが、
無駄に使ってしまって、ごみの排出が増えることも危惧されます。
経済成長と環境問題は、トレードオフの関係です。
簡単に言うと、あちらを立てればこちらが立たぬ、というやつです。
レジ袋を一枚もらわないことよりも、
車で行く買い物を1回減らすことのほうが、
よっぽどCO2発生を抑制するとは、よく言われることです。
一人でも多くの市民に理解が広まり深まるように、
一つでも多く実践しなければいけません。