そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

インフルエンザワクチン

2020年6月9日の日本経済新聞電子版に
「コロナ対応、11年前の教訓放置 組織防衛で遅れ」
という記事があった。
しっかり対応しますと厚労省は言ったが、その動きは鈍く、
安倍晋三首相(当時)はいらだったと書いてあるが、
この無署名の記事、首相は悪くないという論調である。
しかし、厚労省を統べることができなかった総理の責任は変わらない。
さて、その新型コロナより10年前、2009年の新型インフルエンザ終息後に
まとめた反省点がこの記事にあった。
・対策の選択肢を複数用意
・危機管理の専門体制強化
PCR含む検査体制強化
・国民広報扱う組織の新設
・臨時休校のあり方の検討
・ワクチン生産体制の強化
「この10年間で取り組んでいれば…」とキャプションが付いているが、
厚労省としては、新型インフルエンザ対策は、やっていたのではないか。
つまり新型インフルには対処できても、新型コロナにはガタガタ。
あるいは、官邸が初動でパニックを起こしていた可能性もある。
というわけで、昨日、今年のインフルエンザワクチン接種に行ってきた。
新型コロナと違って、予約いらずスムーズに受けられた。