そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

有権者手帳<7/26/2009

いよいよ総選挙の日程も決まった。
私はあるときふと、前回の選挙で、
誰に、またどの党に投票したかを思い出そうとして、
確たる記憶がないことに気づいた。
甚だ無責任な有権者である。
自慢ではないが、私はこれまで棄権したことは、
たぶん一度もない。
しかし、立候補者の主張公約を吟味して
投票してきたかというと、そうとばかりは言えない。
人柄であったり、しがらみであったり、いろいろである。
そこで私は、「有権者手帳」というものを企画した。
国政に限らず、自治体の首長、議員の選挙で、
誰に投票したかを記録するノートである。
なぜ、その人を選んだのかをひとこと書き添える。
そのためには、候補者の人となりだけではなく、
意見、考えも知らなくてはならない。
また、そのことで、国民あるいは住民のひとりとして、
自分がなすべきこともはっきりしてくる。
そんな責任は取りたくないという人が増える可能性があるので、
この「有権者手帳」は万人向けではないというのが、
残念なところだ。


Then and Now : 7月30日付熊本日日新聞「読者のひろば」掲載。
担当編集者から、電話で内容について問い合わせがあり、
実際の掲載時には、そのとき話したことも付け加えてもらっった。
有権者手帳については、もうすでに
このブログで書いているので、おなじみだと思います。