そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

だってしようがないじゃない。

 熊日の「PEAP」のページには、「peap smile」と振ってある。12月号peap smile 07の「Coozyのお気に召すまま」の「歳相応のサンタ」は深く考えさせられる内容だ。小学校の授業参観に参加する保護者の服装が、ストリート・ファッションであったりすることに対する小さな疑問が書かれている。
「僕らは歳相応に大人にならなければいけないんだと思います」
「僕らは、本当に人生を生き始めているのでしょうか」
 30代には、人生の折り返し点がある(村上春樹によると、35歳が、そう)。しかし、先ほど例に挙げた親たちは(それが悪いと言ってるわけではないが)、例えPEAPでも読まないんだろうな、とは思う。
 
 そして梅田千津子さんの「だってしようがないじゃない。」。毎回、よくぞここまで、悲惨な話を思いつけると感心する。主人公は、毎回違うのだが、どうも同じタイプのようだ。女性の気持はわからないが、共感するのだろうか、いい気味だと思うのだろうか。
 そういう大それた読み物ではないと言ったら、実もふたもない。その先にあるのは、救いだろうか、カタルシスであろうか。来月まで続くようなので、乞うご期待。

 それにしても熊日系の情報紙に集まる広告は並大抵じゃない。全部が成り立つってすごい。ペーパー系は比較的安価なのだろうか。同じ広告費を使うなら、もっと力になるメディアは他にないのか。クライアントの皆さんところの費用対効果のほどを知りたいものです。
 あ、熊日販売店が買わされてるの?