2月19日の毎日新聞より引用。
「考える耳」渡辺裕東大大学院教授(文化資源学)
「(地域文化とは)『独特』の文化として、外の人が理解し、おもしろいと思うからこそ機能するのであるから、
鎖国状態を想定するのでない以上、純粋にローカルなものなど、
たとえ存在しても、単にわけのわからないものでしかない。
文化の個性などという考えが成り立つこと自体、外からのまなざしとの関わりにおいてであり、
そうである以上、そこには必然的にある種の普遍性志向が伴うことになる」
ここだけ取り出すと、抽象的すぎてよくわからんなあ(苦笑)
本紙を読んでもらうとよくわかるが、たとえばご当地ソング。
地元の人が作ったものより、中央のプロが作ったものが圧倒的に多い。というか残っている。
それはどの地にも共通する概念が基本にあるから、普遍性を持つということ。
またそれは、人類の潜在意識に働きかけるものが、ポップスであり、それは世界のどこに行っても通用するはず、という細野晴臣さんの理論でもあった。
とここまで書いて、結論がなんだったのか思い出せない。
人間、自分の理解を超えるものは無視する。ちょっと違うか(笑)
The person ignores the thing more than one's understanding.