そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

映画『吹けば飛ぶよな男だが』

映画『吹けば飛ぶよな男だが』

先日、ご案内した大津キネマ倶楽部の映画上映会、昨日無事終了。

今年は光尊寺の山門にスクリーンをかけて、光尊寺初の野外上映。

始まった午後7時半過ぎ頃は良かったのですが、次第にしんしんと冷えてきたので、

本堂の廊下にはストーブも出してあったのですが、坊守さんの機転で、毛布が配られる一幕も。

映画の内容には、子ども向けじゃないセリフや、不適切な表現もたくさんありました。正直言って(苦笑)

でも、公開が1968(昭和43)年。日本もまだまだ貧しかった(嘆)のは事実。

昭和をノスタルジックに描く、吹けば飛ぶよな最近の風潮に対して、したたかさと、たくましさのリアルタイム映画だったと思う。

山田洋次作品の中では、異色のリアリズム映画でもありました。

We lived in those days, too.