そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

「「国立メディア芸術文化センター(仮称)」構想について」について

景気対策の補正予算で、いきなり出て来たような感じがあるが、
実際は、「平成19年(2007年)2月に閣議決定された政府の「文化芸術の振興に関する基本的な方針(第2次基本方針)」において、検討の必要性が明記されています」と
文化庁の公式サイトの該当ページにある。
確かに戦前の名作と言われる映画作品でも、
プリントすら完全版が残っていないという現実もある。
しかし、そういう文化は、いまや一大輸出産業なので、
それを保護すべきだという、経済観念が先に立っている
そのことが、間違っていると私は思う。
確かに今は外貨を稼いでもいるだろう。
なぜ、そうなったか。それは、国の保護を受けていなかったから、
という部分も大きい。
そして、これからも外貨を稼いでいけるか。
これは、国の政策にあまり関係ないと私は思う。
過去の作品のアーカイブに徹するという方針なら、支持しよう。
箱物を作って、魂を入れようとするのは、

複製文化ゆえのむずかしさがある。