そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

素人としての情熱

7月6日の熊日に、
赤川次郎さんの講演の記事。
「なぜプロがプロとしてあり続けられるかといえば、
素人として始めた時の情熱を持ち続けているからだと思う。
素人として、書きたい情熱が残っている限り
書いていきたい」
これを読んで、村上春樹を思い出した。
彼なら、こうは言わないと思うが、
共通する部分はあるように思える。
ベストセラー作家になると、いろいろ言われる。
でも、本人の中では、こういうシンプルな動機が
生きているのではなかろうか。

私が、赤川さんの作品で読んだことがあるのは、
セーラー服と機関銃』だけだと思う。
映画化されるより前に読んだけれど、
読もうと思ったのはなぜだろう。
チンピラ二人組が、盗んだ車の
カーラジオを速度計と間違えるという
秀逸なギャグがあって、それだけは覚えている。




Passion as the amateur.