そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

From A to Z to GM

7月17日午後10時から
NHKテレビ「追跡!A to Z」という番組、
新聞のテレビ欄の見出しは、すごかった。
「もうひとつの“W杯”イラク巨大油田争奪戦
日本が世界に挑んだ!その秘策は」

NHKが、数年前から取材していた
イラクとの油田権益の舞台裏、
結果的には、最終段階で、
イラク側に白紙に戻されたという、
ちょっと、そんな冷静な番組でいいのかとも思う。

9時から、「鉄の骨」で、工事高200億円の
地下鉄工事談合のドラマを見ていたので、
根回し、調整、交渉が、
必ずしも成果に結び付かないこともあるのだという、
すごく当たり前の事実を目の当たりにして、
それでは日本の将来のエネルギー供給は
大丈夫なのか、と。

しかし、それは経済産業省と、石油元売り会社の
仕事なんだから、頑張ってくださいと言うしかない。

つまり、「追跡!A to Z」は、
事実をありのままに、出演者は皆、
本物の人たちで、まずい表情も
カメラの前では隠さない。
ドキュメンタリーとも、少し違うような、
演出なしに見えるのは、技術が未熟なのか、
さらに一枚上手なのか、よくわからない。

昨日日曜日は、「龍馬伝」と、
TBS系の新ドラマ「GM~踊れドクター」を見た。
多部未華子が、腫れぼったい一重まぶたを
何度もからかわれるのが可笑しい。
東山紀之のダンスが、かなり古いセンスなのが、
たいへんリアルで、一沫の侘しさを醸し出す。