そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

コミュニティバス(新車)がやってくる

7月21日 水曜日

平成22年第2回度合志市議会臨時会。
先日、ちょこっと議案に触れたが、
今回、物品購入契約の締結で、
コミュニティバス2台の入札について、
4名の議員から質疑があった。

私も予定していたのだが、
同じような内容になるので、通告を取りやめた。
要約すると、
日野自動車のバスを指名競争入札にかけるのに、
日野系の販売会社3社での入札はいかがなものか、
という話なのだ。

これには、超低床ノンステップの
マイクロバスを製造しているのが、
現在日野自動車1社しかないという事情がある。
平成17年の排出ガス規制で、
三菱自動車が製造中止して以降、
1社だけになったと総務企画部長から答弁があった。

公共調達には、随意契約という手段もあるが、
2台で約3500万円という高額ゆえ、
入札と比べて、透明度が低いようなイメージで
かえって問題になりかねない。

なぜ、一般競争入札にしなかったのかといえば、
コスト(手間)の問題がある。
10月からの供用に間に合わない恐れがある。
この悩ましい事態に、企画課は、
強行突破をしたと言えるかもしれない。
限りなくグレーだけれど、制度的には整っている。

公共交通であり、市の事業なので、
事業開始が遅れたとしたら、
その損失は事業の収支ではなく、
市民の福祉的不利益にある、というわけだ。

反対討論が無い場合、簡易評決となる。
私の判断は、「異議なし」でした。







No objection.