そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

本はよかバイ

23日から、本日まで熊本市興南会館で開かれていた
NPO法人本はよかバイ主催の
「『本はよかバイ』フォーラム」に参加。
というか、着いたときは、
たつみや章さんの講演も終わり、
質問の時間でした。

会場で、大津町本とお話の会の吉田ひとみさんと会いました。
吉田さんは、私が生徒だった当時、
大津中学校の図書室の司書をされてました。
 中学・高校時代は、あまり本を読んでいない私の
 その図書室の想い出は、
 五木寛之さんの『青年は荒野をめざす』が、
 入って早々に、撤去されたことです(笑

図書館づくりの達人、平湯文夫さんを
紹介してもらいました。

○図書館づくりと子どもの本の研究所
    ホームページ→リンク

梶尾真治さんの講演もあったのですが、
午後3時からとあったので、残念でしたが、
おいとまいたしました。

それから、熊本大工学部百周年記念館へ。

ラフカディオ・ハーン小泉八雲、1850~1904年)の
来日120年・生誕160年を記念しての講演会と
シンポジウム。

熊日に連載を持っておられた平川祐弘東京大名誉教授の話を
聞いたみたくて、少し遅れたが、入場。
ほぼ満席に、ちょっと驚く。
演題は「混淆日本文化は是か非か
~ハーンの周辺文化体験」であった。

平川先生の名前の祐の部首は、実は示なのだが、
PCに入っていないので、すみません。

文章は辛辣だが、話し言葉は意外やソフト。
しかし、やはり昔のキリンラガーみたいな味わい。
混淆(コンコウ)日本文化で何も悪くはありません。
でも、自分の国を愛する心を持つことも自然です。
国旗、君が代も理屈ではありません。
ということです。

ハーンのクリオール語への理解は、
彼のグローバルな視点を物語っているが、
私にとっての「クリオール」の初出は、
イギリスのロック・バンド、ダイアー・ストレイツ
「サルタンズ・オブ・スウィング(悲しきサルタン)」の歌詞にあり、
また、キッド・クリオール&ザ・ココナッツです。

シンポジウムでは、
西正彦立命館大学教授(元熊大教授)の話も
聞きたかったのだが、
カーンの命日と同じく、
私の母方の祖父も今日が命日で、
たまたま今年は、昭和40(1965)年と同じ日曜日。
墓参りに行くために、早々に帰りました。