合志市立合志中学校の卒業証書授与式に出席。
開式に続く、国歌斉唱のとき、
全国の中学校のどこかでは、
やっぱり斉唱に加わらない先生もいるのだろうかと
思いつつ、歌った。
その気持がわからないではないが、
よほどの信念がないとできないことだ。
別の意味で国歌について意識させてくれる。
私は国歌に対して特別の思いがないので、
式典用の歌として平気で歌うことができる。
歌わない人の方がよほど愛国主義者なのかもしれない。
もちろん国家をどうとらえるかという
根本的なところは違うのだろうが。
合志中学校の今年の卒業式は2部構成で、
いわゆる式典と、
卒業生と在校生の交歓行事(つまりいわゆる
一番感動的なところ、というか)
は第2部になったので、われわれ来賓組は、
卒業生たちを残して、その前に退席してしまった。
なんか変な気はしたが、それはそれで良しとしよう。
議員になって2年目ともなると、
教育委員会告辞にこそ、卒業証書授与式の真骨頂がある、
そういう気がするようになった。
それとやはり卒業生代表の答辞だね。
合志市には3つの中学校がある。
国立の熊本高専はあるが、いわゆる高校はない。
だから、多くの場合、本当に中学卒業と同時に
市外に巣立って行ってしまうのだ。
そのことの意味は大きいと思う。
そこに前向きの意味を見出してほしい。