そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

第65回卒業証書授与式

合志市立合志中学校の卒業証書授与式に出席。
開式に続く、国歌斉唱のとき、
全国の中学校のどこかでは、
やっぱり斉唱に加わらない先生もいるのだろうかと
思いつつ、歌った。
その気持がわからないではないが、
よほどの信念がないとできないことだ。
別の意味で国歌について意識させてくれる。
私は国歌に対して特別の思いがないので、
式典用の歌として平気で歌うことができる。
歌わない人の方がよほど愛国主義者なのかもしれない。
もちろん国家をどうとらえるかという
根本的なところは違うのだろうが。

合志中学校の今年の卒業式は2部構成で、
いわゆる式典と、
卒業生と在校生の交歓行事(つまりいわゆる
一番感動的なところ、というか)
は第2部になったので、われわれ来賓組は、
卒業生たちを残して、その前に退席してしまった。
なんか変な気はしたが、それはそれで良しとしよう。

議員になって2年目ともなると、
教育委員会告辞にこそ、卒業証書授与式の真骨頂がある、
そういう気がするようになった。
それとやはり卒業生代表の答辞だね。

合志市には3つの中学校がある。
国立の熊本高専はあるが、いわゆる高校はない。
だから、多くの場合、本当に中学卒業と同時に
市外に巣立って行ってしまうのだ。
そのことの意味は大きいと思う。
そこに前向きの意味を見出してほしい。