そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

サイクリングマッピング

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小さすぎて見えないかもしれませんが、睡蓮が一輪。
菊池恵楓園社会交流会館は、土曜日も開いているので、
学芸員の原田さんに、ガイドマップ作成のアンケートを渡しに行きました。
ガイドをやってるときは、なかなか展示をゆっくり見ることができないので、
改めて、館内を巡ってみました。
今日は、園の時代ごとの地図(配置図)に興味がわき、
そういう目で見てみると、
大正14(1925)年の園の位置図に「菊池電車道」という名称が出ていて、
御代志停留所という記載も。
また、現在、再春荘病院の敷地の隣接地には、
肥後農友会の記念碑が建っていますが、
そのあたりに「肥後農友会実習地」の表示もありました。

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今日は、自転車でしたので、
いつもは通らないセンターの裏側というか表側というか、
国道387号線側の通路を通りましたので、
なかなか珍しい景色を見ることができました。
ヒノキの向こう側にセブンイレブンがあるのがお分かりでしょう。

せっかくここまで来たので、と西合志図書館へ足を延ばしました。
中央公論10月号で、吉崎達彦さんの
「ローカル経済に求められる『他者』」という文章を読みました。

わりと普通のことが書いてあるのですが、
基本的な認識としては分かりやすいので引用すると、
「その点、成功している地域活性化には、
いい意味で『よそ者』を取り込んでいるケースが目立つ。
都会に行っていて、帰ってきた地元出身者でもいいし、
たまたま気に入って住み着いた者でもいい」

「つまるところ、全国ベースで人の移動を加速することに
尽きるのではないか。
人口減少社会であればこそ、
一人あたりの活動範囲を広げることが欠かせないのである」

物理的な移動には経費がかかるので、
思うようには動けません。
しかし、完成の触手を伸ばせば、さまざまな情報を得ることができる。
百聞は一見に如かずというものの、
その前段階で、ある程度情報の整理も必要でしょう。
でも、今日みたいに自転車で出かけるだけで、
世界は広がっちゃうんだよね。