10月25日 日曜日
熊本市九品寺の法泉寺で、なかお画廊3周年企画として、
山田太一×木下晋特別対談「老いを見つめて」があった。
うわ、もう1週間近く前になる。
木下さんは、鉛筆で細密画とも言うべき人物画を主に書いている。
誰もやっていないことをやらないと、ニューヨークでは目立たない、
ということが原点にあったのだという。
山田太一さんは「ふぞろいの林檎たち」や「岸辺のアルバム」で
知られる脚本家・小説家である。古い作品ばかりで紹介するのも
気が引けるが、そういう記事ではないので。
山田「リアリズムの概念を描いているような
陳腐なリアリズムを脱するかどうかにかかっている」
木下「リアリズムなくして絵画は成り立たない。
自分の心の中で感じたもの、魂で感じたもの、
それが表現になったもの、写実ではなく」
山田「広告の絵みたいな発想、つまり多くの人が
これはリアルだと思うものではないもの」
大体こんな感じだったと書いて、
誤解を与えそうな気もするのだけれど。
気が引けるが、そういう記事ではないので。
山田「リアリズムの概念を描いているような
陳腐なリアリズムを脱するかどうかにかかっている」
木下「リアリズムなくして絵画は成り立たない。
自分の心の中で感じたもの、魂で感じたもの、
それが表現になったもの、写実ではなく」
山田「広告の絵みたいな発想、つまり多くの人が
これはリアルだと思うものではないもの」
大体こんな感じだったと書いて、
誤解を与えそうな気もするのだけれど。