たとえば、イーグルスの「テイク・イット・トゥ・ザ・リミット」やエルトン・ジョンの「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」を聞いたとき感じる懐かしい感じ。
それはそれらが40年以上前の音楽だからというわけではなく、新曲として発表されたときから、意識の深層にある郷愁という琴線に触れるものであったということだ。
遺伝子の記憶とまでは言えなくても、この世に生まれ落ちてどこかで目にし、耳にした音や風景が脳内のある領域の神経細胞に残されているのだろう。
そういうCMである。
未来なのに懐かしい。
長澤まさみのファンで良かった。