そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

戦後を生きて

5月11日付全国農業新聞、山下惣一さんがエッセイで書いている。
明治維新から150年だが、自分は82歳になるので
その半分以上を生きているという。
150年の前半、日本は戦争ばかりしていた。よく言われる。
「その後73年間、この国は戦争していない。
戦争は人殺しである。人殺しがなぜいけないのかといえば、
それは自分が殺されるのが嫌だからだ」
山下さんは戦後を生きてきてそう書くが、
私なら、人殺しをしたくないから戦争はいけないと言う。
人殺しをするぐらいなら、自分が殺されても構わない。
人生先が見えてくると、そう腹を括れる人は
そう多くはないかもしれないが。