そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

ヒートアイランド

ヒートアイランド現象とは、都市部でその基盤的な原因で
周辺部より気温が高くなり、そこだけ熱の島化してしまう
現象を言うのだと思う(気象庁の定義を噛み砕いて記述)。
今年の夏は命の危険を感じるほどの猛暑が、
全国のあちこちで記録されている。
地域によっては、比較的気温が下がるところもあるが、
日本列島なべて記録的な暑さに襲われているようだ。
しかし、記録的豪雨などと違って、
一概に50年に一度という言い方を気象庁がしないのは、
こういう酷暑はこれから珍しくなくなる傾向が
見て取れるからではないだろうか。
つまり、夏場のニッポンは、
列島的に全体がヒートアイランド(複数形でアイランズ)化
してしまいつつあるということなのではないか。

毎日、自宅でも車でも出先でも、
エアコンのお世話になっているが、
多分、エネルギー保存の法則により、室内が冷えただけ、
外部にはその熱量が放出されるので、
そのエネルギーがコンクリートアスファルトで輻射され、
大気を温める。だから人の日常生活環境では
気温が下がらないということになる。
雨が降って、その熱エネルギーを雨水の気化に変換すれば
少しは違うのだろうが、今年は特にうまく行っていない。
それも人間様の都合で言ってるだけであります。