そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

キャッシュレス決済アラート

今回の豪雨で球磨川が氾濫した人吉市では、停電と通信障害でキャッシュレス決済が一時利用できなくなったと、7月20日熊日朝刊に載ってた。セブンイレブンのようにほぼ全ての店舗に非常電源を備え、停電時もレジが使えるようにしているが、周辺の通信環境も不可欠だと書かれている。経産省は本年度、災害対策の実証実験などに10億円を計上。例えば、災害時、店側がクレジットカード番号を紙に控えるケースを想定し、決済処理が可能かや、不正使用対策につながるかを調べるという。あの経産省がやる実証実験が公平公正な公募で発注されるかという疑念がまず第一。一つの例とは思うが、いま主流はpayの時代なのではないか。スマートフォンの通信環境がアウトなら、ほぼアウトだろう。予算の使い途としては、キャッシュレス決済先進国の中国に視察に行くとか、いやリモートでOK!そもそもある程度の現金の準備は災害対策として必須だし、非常時でもATMを稼働させることのほうが遥かに現実的であると私は考える。もちろん、それぐらいのことは経産省でもとっくに認識しているとは思うが。