そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

護憲と改憲

2018(平成30)年5月21日の熊日
論考2018で、専修大教授岡田憲治さんが書いている。
「72年の不戦には幾百もの要因があるのに、『あの』
条文こそが平和を守ったと信じ『とにかく条文護持を』
と唱えたり、逆に国柄の喪失は『外国産憲法』に
起因すると妄想し、『押しつけでなければよい』と
説いたりする者に共通するのは、物神化された憲法
である。それは解釈護憲、解釈改憲両派にも散見される。
しかし断言する。憲法は神棚には無いと。
護憲とは、『あの』条文を守ることではなく、憲法規範の
機能を整備することだ。何度選挙を経たとしても
立法府や行政府は全権委任を得たわけではなく、
憲法に照らして『いくらなんでもそれはできない』ことが
あるという鉄則が揺るがないような工夫を、
下位法や教育制度を含めて設計し、構築することである」
両派も根は同じ、神道偶像崇拝の国ならではである。