そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

住み続けたいまち

「住み続けたいまち」というと、
キャッチフレーズ的にはいかにもな感じがあるが、
現実には若い夫婦が
35年ローンを組んで引っ越してくるのだろうから、
最初の選択が否応なく、住み続けることを要求する、
という側面もあるのではなかろうか。
ローンを完済した頃、子どもたちは独立している。
もうよそに引っ越すという選択肢はないに等しい。
そこまで考えて、マイホームを決めるのは
逆に夢がないのかもしれない。
「住み続けたい」気持ちを持ち続けるには
自ら魅力を発見すること、適度な社会参加などが
必要になるのではないかと思う。
持続的発展のまちづくりとしては、
子どもたちが戻ってきたくなることが大事である。
開発は善であり、それが発展だという考えのほうが、
一般受けするのは仕方がないのだが。