半導体は産業の米と呼ばれるらしい。これから先も半導体抜きに、人類の生活は成り立たない上に、省エネや処理能力のスピードなどで、高性能化も必須なので、さらに細く(というのか)小さく技術革新が続く。つまり、成長が止まることはあり得ないという理屈。
でも、何だかなあと不信感が付きまとい離れない。少なくとも5年後の必ず、は誰も保証できないのではないか。
10年後、20年後が正確に見通せないから、いまそこにある目先のものを信じようとするのだ。
少なくとも、食料の象徴である米がなかったら、私たちは生きていけない。パンを、ケーキを食えばいいというのは寓話なのだ。