そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

熊本城

今朝の熊日は「熊本城マラソン」の記事が
華やかに何ページにも埋めていた中に、
「熊本城復旧考」として元熊本市文化財保護委員会
副委員長の矢加部和幸さんの意見があった。
「イベント重視の市行政」に対する痛烈な批判だ。
私も同感である。
NHK紅白歌合戦の特別扱いは見ていなかったが、
二の丸広場での相次ぐ大規模イベント。
いくら熊本地震からの復興という大義があろうとも、
特別史跡熊本城」は国有財産である。
利活用で観光収入を増やすことなくして、
逼迫する市の財政の健全性を保てないことも分かる。
だが、史跡は過去の遺産であると同時に、
未来への預かり物だ。
今現在の都合で推し量ってはいけないのではないか。
矢加部さんの文章を引用すると、
熊本市が今なすべきことは、
熊本城の現状と復興への取り組みを市民につまびらかにし、
広く議論する場を設けることである。
なお緊急事態だとして過剰な規制を敷いたままにして、
安全確保を理由に市民を熊本城から閉め出し、
関係の会議のほとんどを非公開にしている。
市民を蚊帳の外に置いて、やりたい放題といったら
言い過ぎであろうか」
熊本城を復興のシンボルに祀り上げることに
私は違和感を感じる。


自治基本条例推進委員会

2月17日(金)
自治基本条例推進委員会を傍聴。

何度か傍聴したが、
今回の会議が最も充実していたように思う。
3000人市民アンケートは推移と結果を
もう少し深掘りすべきだろう。
作成予定の自治基本条例ガイドブックには
前向きな意見がいくつも出ていた。
音声訳を作ったらどうかとか、
中学校の授業で使ってほしいなど、
胸の内で思わず唸ってしまった。
市民一人ひとりへの浸透は不可能ではない。
それこそ、みんなで考えていくべき課題だ。


持続可能な自治体を目指す

2月17日(金)
公民連携についての研修、最終回。
西合志図書館集会室にて。

公有資産の管理費が予想歳入額を超える現状で、
持続可能な自治体を目指すためには、
床面積を減らす、またはサービスを見直すか、
あるいは利用料金改定や新たな収入源を探すか。
PPP/PFIにより平均20%の事業費が削減されることが
統計的には出ているとのこと。

全庁的に各課の職員がこの研修を受講したので、
今後の事業展開において活用されることだろう。
忘れてはならないのは、具体的な思いを描くこと。
それを住民に徹底的に説明し理解してもらうこと。
もちろん意見を取り入れることも必要だ。
PFI事業には撤退という選択肢もあることを
学ぶことができたのも成果の一つであった。
常に a point of no return(帰還不能点)を意識する。
最適な方法は何なのかを常に考える。
戦略の基本だろう。



 

全員協議会

1.合志市空家等対策計画(素案)について
  パブリックコメント募集中→リンク 
2.合志市公共施設等総合管理計画(平成29年3月策定)(案)
  こちらもパブリックコメント募集中→リンク 

予算決算常任委員会について。
合志市議会災害対応マニュアル(案)について。