今朝の熊日は「熊本城マラソン」の記事が
華やかに何ページにも埋めていた中に、
「熊本城復旧考」として元熊本市文化財保護委員会
副委員長の矢加部和幸さんの意見があった。
「イベント重視の市行政」に対する痛烈な批判だ。
私も同感である。
NHK紅白歌合戦の特別扱いは見ていなかったが、
二の丸広場での相次ぐ大規模イベント。
いくら熊本地震からの復興という大義があろうとも、
「特別史跡熊本城」は国有財産である。
利活用で観光収入を増やすことなくして、
逼迫する市の財政の健全性を保てないことも分かる。
だが、史跡は過去の遺産であると同時に、
未来への預かり物だ。
今現在の都合で推し量ってはいけないのではないか。
矢加部さんの文章を引用すると、
「熊本市が今なすべきことは、
熊本城の現状と復興への取り組みを市民につまびらかにし、
広く議論する場を設けることである。
なお緊急事態だとして過剰な規制を敷いたままにして、
安全確保を理由に市民を熊本城から閉め出し、
関係の会議のほとんどを非公開にしている。
市民を蚊帳の外に置いて、やりたい放題といったら
言い過ぎであろうか」
熊本城を復興のシンボルに祀り上げることに
私は違和感を感じる。
保護司研修
泗水公民館で。
雨。
とにかく忙しい。一つずつ整理していかなくては。
風の便り
午前10時前から。
風は冷たいけど日差しは暖かい。
持続可能な自治体を目指す
2月17日(金)
公民連携についての研修、最終回。
西合志図書館集会室にて。
公有資産の管理費が予想歳入額を超える現状で、
持続可能な自治体を目指すためには、
床面積を減らす、またはサービスを見直すか、
あるいは利用料金改定や新たな収入源を探すか。
PPP/PFIにより平均20%の事業費が削減されることが
統計的には出ているとのこと。
全庁的に各課の職員がこの研修を受講したので、
今後の事業展開において活用されることだろう。
忘れてはならないのは、具体的な思いを描くこと。
それを住民に徹底的に説明し理解してもらうこと。
もちろん意見を取り入れることも必要だ。
PFI事業には撤退という選択肢もあることを
学ぶことができたのも成果の一つであった。
常に a point of no return(帰還不能点)を意識する。
最適な方法は何なのかを常に考える。
戦略の基本だろう。
風の便り
朝から自転車に乗り、新開で配る。
演習場横、
2008年から2009年に建った家が多いようだ。
そのあと、黒石。