アエラ臨時増刊[アエラ・イン・フォーク]というムックを、健軍東町の「明屋書店」で買った。この本屋、「はるや」と読むので、この雑誌に相応しかったかもしれない。偶然だけど。
開店当初は、本の品揃えに、目新しさとテイストがあったのだが、やっぱりあれでは売れないんでしょう。次第に没個性的になってきています。
それで、この雑誌、常になんらかのバッシングを受けている朝日新聞社から出ているんですが、内容はものすごく濃い。これで、すべてが語られているわけではないが(もちろんそんなことは無理だが)、よくある回顧モノを超えた取材が為されていると思う。
私にとっては、知ってることがほとんどだけれど、それを確認したり、思い出したりで、人間にしか味わえないであろう、人生の悦びというやつ、それも加齢者でこそ深みがわかるというものがある。
リンクした目次で興奮した人、損はしません。