そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

消費電力を計算しよう>3/2/2008・k339

地球温暖化防止のために、

二酸化炭素の排出量を削減しなければならない。

しかし、今の生活水準を落とすことは考えたくない

というのが一般的な意見だろう。

本来、経済成長と環境問題は相反するものだと私は思うが、

そこを何とかするのが人間の知恵というものだ。

国の政策は経済が主で、セールスポイントに、耳に優しい

「エコ」をくっつけたようなものが多い。

もちろん経済の弱体化は、

失業率の増大、福祉の衰退、ひいては

治安の悪化へとつながるので、それも大変だが。

身近なエコの第一歩、家電製品の省エネ化はかなり進んでいるが、

その基準は旧来の自社製品との比較である。

スイッチを切ったり、コンセントを抜けば、

節電できるというのはわかりきった話だ。

1時間使えば、消費電力は何ワットかという計算式を、

中学生ぐらいのときに習ったような気がする。

今使っている家電製品で、その数値を計算してみることから、

まず始めてみてはどうだろうか。

省エネ家電への買い換えを促進することは、環境への配慮と

GDPを両立させる優れた政策かもしれないが、

廃家電の処分もまた問題である。

Then and Now : 平成20年3月9日付熊日読者のひろば欄に掲載。

冷蔵庫だったか、消費電力量