7月27日 水曜日
ボランティアガイド
7月28日付の熊日によると、
熊本県主催の訪問事業「菊池恵楓園で学ぶ旅」で、
県内小中高の教職員ら約200人が参加。
毎年公募されている。
ボランティアガイドでは前年の反省を踏まえて、
案内の仕方などを工夫しているとのこと。
今年は、各施設に二人ずつ付いて、
5つのグループにそれぞれ同じことを説明をした。
私は納骨堂担当で、旧納骨塔の解説を受け持った。
午後の交流会では、
入所者の方が歴史や思いを語られた。
これを交流会と呼ぶことが妥当かどうかは別にして、
質問事項等は事前に提出されている。
その中で改めて将来構想について問われて、
この施設を将来どのように使うか、の前に
偏見がなくならなければ始まらないと言われたことが
強く印象に残った。
数年前まで看護学校があったが、
そこを卒業した生徒が各地の病院、施設に出て行った。
彼女たちが、またいつでも戻って来てくれること。
11月にいよいよ保育所が出来るが、
その保育所に通った子どもたちが
生涯に渡って差別や偏見なく育ってくれること、
そういうことがあって初めて、
将来構想の実現があるのではないか。
その言葉は、とても重いのに、
なんと晴れやかだったことだろう。