そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

2011年度情報公開度に関する調査

全国市民オンブズマン会議→リンク  
による2011年度情報公開度に関する調査の結果が出ている。
(概要PDF)→リンク  

自治体情報公開度採点結果(PDF)→リンク  

これは、全国市民オンブズマン会議による
全国自治体に対するアンケート調査の結果である。
合志市にとってあまり名誉なことではないが、
熊本県下14市の中で最低得点だ。

その理由は、「PDFを参照」のことでは、
私の、このブログの評価を下げそうなので、
かいつまんで書いておくと、
まず首長交際費公開度とそのネット情報である。
これについては「これまでの開示の実績」ではなく、
あくまで「開示の基準」なので、
公開基準の設定自体が、
オンブズマン会議が求めるものと違うということだが。

次は、議会議事録と本会議内容放送の点数が低い。
これについては、本会議をインターネットで見ることができれば
高得点になるが、いまのところいかんともしがたい。
議事録公開が本会議のみというのも弱い。

そしてその中で極め付きは「請求権者」である。
「広義住民※のみ請求可能」は0点なのだ。
これは自治体の情報公開条例のバグみたいなもの
と言えるかもしれない。贔屓目に見れば。
いまや「何人も請求可能」でなければ、一人前ではない。
オンブズマン会議ではそう言っているようだ。

弁解めくが、熊本では県も市も
全国的に見て、情報公開が進んでいる方なので
合志市絶対評価では決して悪くはない。
ただ時代に乗り遅れていることの自覚がなかったか、
あっても改善を検討しなかったか、
検討したが、それ以上必要ないと判断したか、
いずれにせよ、
オンブズマン的な視点からは問題ありだということだ。

※広義住民とは、住んでいる人、会社、学校等に通っている人、
利害関係者等のことです。

今回、客観的な指標によって、
合志市の情報公開度を知ることができたことを
全国市民オンブズマン会議には感謝したい。

あ~あ、他人事みたいに書いてるぞと
お叱りを受けるぞ。