そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

経済ってそういうことだったのか

8月27日の熊日によると、
「経営破綻した日本振興銀行の設立を認めた
金融庁の行政対応が適切だったかどうかを調べる
検証委員会(委員長・草野芳郎学習院大教授)は、
26日、振興銀行への銀行免許は
『妥当性を欠く不当な免許。
付与すべきではなかった』とする報告書を
自見庄三郎金融担当相に提出した」とある。

「報告書は、当時の竹中平蔵金融担当相がまとめた
『金融再生プログラム』が免許の付与に
強く影響した点を強調」

金融再生プログラム(平成14年10月30日)→リンク 

大臣記者会見の要旨→リンク 

経済学入門の本
『経済ってそういうことだったのか会議』を読んだとき、
政治にとって一番大切なことは雇用である
という竹中氏の言葉に感動した。
いま手元にその本がないので、
記憶に頼っているのだが、
それこそ私の政治家としての思考の原点かもしれない。

だから小泉内閣での竹中平蔵の活躍に
期待していたところがあったと思うが、
もう後はぼろぼろで、やることなすこと
まったく信じられない人の筆頭になってしまった。

市民の市民による市民のためのニュースブログ→リンク 

東洋経済の記事→リンク 

しかし、そこに悪意があったとは決めつけられない。
最善の道だと信じていたのだろう。
何とかなると踏んでいたのかも。
破綻という結果から遡って、
認可の責任を問うというのは無理があるような気もする。
ただリンクした記事を読むと、
認可の手順自体がどうも変だという話。
誰だって自分の間違いは認めたくない。