昨日の熊本県知事選挙は過去最低の投票率。
もっと低いのではと思っていたので、
まあまあかなというところである。
なんで、負けると分かっているのに立候補するのか、
選挙にならなければ、その分の予算を
他のことに使えるではないかという
お年寄りの意見を聞いた。
蒲島知事自身が、低投票率を気にしていて、
遊説のときも、
たくさんの票を得ることが自分の力になる、
それによって次の4年間を自信を持って進みたい、
と語っていた。
合志市議会議員選挙が無投票に終わって
もうすぐ1年が過ぎる。
選挙というのは、確かに経費を税金で賄うわけで、
なければ、無駄が省けるではないかという、
そういう考えの人は多いだろう。
しかし、それは結果である。
議員の仕事がよく見えていないことも
自分がやるということにつながらない理由かもしれない。
政治について学ぶ機会がないことも大きい。
私自身、高校のとき、
もうちょっと政治について勉強しておけばよかったと
何度思ったことか。
教育の中立性を都合よく解釈して、
受験科目に時間を割くことに
親も教師も、もちろん生徒も
疑いを挟まなかったということだろう。
選挙が無駄だと言えるのは、
曲がりなりにも、政治が安定している証なのかもしれない。
しかし、やっぱり道州制にだけは、
賛成しかねるな。