そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

更生保護制度について

合志市総合センターヴィーブルの大ホールで
行なわれた高齢者教養講座に保護司として参加。
まず初めに、合志市市民憲章の朗読があった。
これはとてもいい。

わたしたちは「志」を「合」わせて
協働によるまちづくりをすすめるため
合志市市民憲章を定めます

1. 自然を愛し 環境にやさしい 
   美しいまちをつくります
1. 伝統文化を大切に 思いやりの心を育む
   誇れるまちをつくります
1. 健康で勤労を尊び 心身が潤う 
   豊かなまちをつくります
1. きまりを守り 秩序ある 
   住みよいまちをつくります
1. 未来を託す子どもたちを見守り 
   みんなで育てるまちをつくります

     (平成19年3月20日制定)

講師は、熊本保護観察所所長 岩崎健朗さん。
更生保護制度について、
その歴史から、世の中で果たす役割について、
わかりやすく説明いただいた。
途中上映されたドラマ仕立てのビデオは、
少年のつまづきからの立ち直りが
まわりの人たちの対応次第で、
良くもなれば、つまづきを繰り返すことにもなる。
と簡単に書いてしまうとしょうもない話に聞こえるが、
ドラマとして、ていねいに作られていて、
また更生保護に対する理解が得られやすかったのでは。
確かに高齢者の果たす役割もあるが、
子育て中の親たちにこそ、見せるべき。
そして聞いてもらいたい岩崎さんの話だったと思う。

「罪を犯す人はいても、犯罪者という人種はいない」

罪を犯したすべての人を
更生させることができるわけではない。
しかしそれでも、その明かりは灯し続けなければならない。