そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

活動報告第9号 その2

平成24年第2回定例会の一般質問

1. 志(こころ)合わせて、1300年!!

合志庁舎の市長室の南側に
合志町の最後の町長であった秋吉不二雄さんの名前で、
合志町の碑」という石碑があります
(西合志庁舎には同様に「西合志町の碑」があります)。
これは合併を記念して作られたものですが、
彫られた文章に注目すべき個所がありました。

合志市をはじめ、旧泗水町菊陽町大津町を含む広い地域が
合志郡という単位だったのですが、
その合志郡の「合志」はもともと「加波志」とか「皮石」などと
表記されていたものが、西暦713年に出された風土記編纂の命により
現在の「合志」に改められたとのことです。

そうです。そうならば、来年は「合志」命名1300年の
大きな節目になるのではないかと私は質問いたしました。
生涯学習課で本件に関して詳しく調査してくれて、
近年の研究では、その西暦713年についての確証はなく、
それ以前から用いられていた可能性もあるとの答弁がありました。
そうは言うものの、この件は
全くの架空の話だというわけではありませんので、
せっかくの1300年に思いをはせ、歴史を振り返るとともに、
次の百年を考える機会にしてはどうでしょう。

新しく合志市に住むことになった市民のみなさんにも、
この「志(こころ)合わせて」が生まれて1300年もの歴史があることを
知っていただきたいと思います。
ちなみに小学生たちは学校で、おそらくそのことを学ぶことでしょう。

2. 学校の屋上にのっている太陽光発電について聞きました。

合志市では、平成22年度に市内小中学校10校に
それぞれ40キロワットの太陽光発電設備が設置されています。
この設備はもちろん理科や環境教育、
節電や省エネ意識の向上にも役立っています。
現在1キロワット24円で売電しているそうですが、
これは7月1日から始まった買取制度の対象外で、
価格はそのまま据え置きということです。

とはいえ、23年度実績で、
なんと年間約224万円が市の収入になっているとのこと。
これは雨の日などに学校で使う電力を差し引いた上での金額なのです。
土日や休日にはほとんど電気を使いませんから、
太陽光発電所としては優秀と言えるかもしれません。
もともと設置費用もほとんどが国の補助金でしたので、
もとは税金とはいえ、本当に市のために役立っている施設です。

  ―― ・ ―― ・ ―― ・ ―― 

前回に引き続き、
ただいま一部区域に配布中の活動報告の内容を
掲載しています。
二男が高校のときに通学に使っていた自転車を
最近は乗り回しているんですが、
もともとあまり運動が得意ではなかったので、
どうも器用にこなせません。
しかし、車とも歩きとも違った(もちろんバスとも)移動手段ということで、
当然見える風景も、風の感じ方も、筋肉の疲労も変わります。
サイクルタウン構想が現実味を帯びて感じられます。
合志市の未来はそこにあるような気がします。