そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

図書館総合展フォーラム

くまもと森都心プラザ図書館で開催された

第6回日本図書館協会 九州地区図書館の集い
図書館総合展フォーラム2013 in 熊本

に参加。
九州各県、熊本県内からの参加者が多かったが、
遠くは仙台からもいらっしゃった方も。約200名。

主催者のPR不足も否めないとは思うが、
それでも集まってきた人たちは
情熱のライブリアンと言えるかもしれない。

私が選んだ分科会は、
「新しい情報専門職の養成
九州大学ライブラリーサイエンス専攻が目指すもの」
講師:石田栄美さん
(九州大大学院ライブラリーサイエンス専攻准教授)

ライブラリーサイエンスでは何をやるのかというと、
単なる図書館だけにとどまらない、
そこから広がる情報をいかに知的活動へと
結びつけていくか、というようなことか。
私の興味を惹いたのは、公文書管理のように
記録情報をいかに適切に管理するか、
そのための人材育成も担うというところだ。

もう一つの分科会は
「図書館が活用できる外部資金」という
小郡市立図書館長 永利和則さんの話。
もともと行政マンだったので、
自治体の予算の成り立ちや現状、
主張のマニフェストと総合計画の関係などの話も。

しかし、いかに補助金やそれを通じた予算を獲得するか
が問題なのではなく、
社会教育を「万民への奉仕」へと近づけることができているか。
教育機関としての責務を負うことを忘れてはいないか、
が大事なことなのではないか。

本を媒介にして人と人がつながる。
そしてそこから「知」が展開していく。

以前から考えていたのだが、
まずは、図書館友の会を立ち上げよう。
背中を押された気がする。



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森都心プラザのテラスから見た。

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