そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

中食

1月29日付日本農業新聞中央大学商学部教授の
木立真直さんが「多様な業態参入する中食産業」について書いていた。

「中食は外食と共通点も多いが、
決定的な違いは外食がサービス提供を基本とするのに対し、
中食は簡便性の提供に主眼を置く点にある」

外食はHMR(ホーム・ミール・リプレースメント)と表現され、
家庭の食を全面的に代替するもの。
中食はMS(ミール・ソリューション)で、
家庭の食問題の解決を支援する。
木立教授は、「すぐに食べられる調理食品は、時間、費用、
さらに自由度の高いライフスタイルを重視する消費者の支持を得ていった」
と書いているが、悪く言えば手っ取り早く空腹を満たすためとも言える。

「消費者に多様な食の選択保証する上で
中食産業の多様性がもつ意味は大きい」と結ばれるが、
確かに、食事の準備や片付けからの解放は、
「自由度の高いライフスタイル」を手に入れる一助となった。
そして、貨幣なくして食もなし。