そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

一般公開


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九州沖縄農業研究センターの年に一度の一般公開。
フェイスブックにも書いたので、
同じことは繰り返したくない。
ツイッターには、歩いて向かう途中に投稿したし、
インスタグラムにも写真をアップした(笑)
熊本地震では、老朽化した建物がかなり傷んだようで、
公開自体が中止になった年もあったのだが、
全体的に言えることながら、このイベント自体が
縮小傾向にあるような気がする。
さて、やはりセミナーのことを記しておくべきだろう。
講演1「日本全国、足下の土がわかる「デジタル土壌図」
土壌図データはパソコンで無料でダウンロードできるそうだ。
スマホ版は、「土壌図」で検索してアプリをダウンロード。
「土壌インベントリー」

soil-inventory.dc.affrc.go.jp


講演2「九州のイチゴで、海外市場を開拓する」
海外に輸出している農産物の中で、イチゴの割合は
まだ1%程度なので、伸びしろがあるし差別化も図れる。
香港市場などでは、韓国、米国産の占有率が高い。
搬送方法やパッケージなどで、まだまだイケるとのこと。
講演3「米粉パン作りに適する米粉の特徴とは」
損傷デンプン含量が低いと、ふっくらしたパンになる。
「ミズホチカラ」という品種は、もともと飼料用に作られたが、
それが米粉パンにピッタリだったらしい。
話には聞いていたが、熊本製粉の米粉はかなり品質が高いようだ。
研究員の方が検査して、自分でパンを焼いてみて証明している。
写真は試食もあったが、
ここで開発されたフランスパン用の小麦品種「さちかおり」。
以上、現場からでした。