そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

花冷え

花冷えという言葉があったね。
今年は桜の開花が早く、散るのも早い。
だから、花冷えのタイミングが浮いている。
さて、3月21日から大滝詠一さんのストリーミングサービスが
解禁された。開始ではなくなぜか「解禁」というのは
YouTubeに対抗して「公式」を強調する意図かもしれない。
周年企画でパッケージ界隈は勝負している昨今、
ナイアガラレーベルからも、ついに最後と思われる
「ロング・バケーション」の40周年盤が発売された。
大瀧さんが健在のときは、周年リマスターに賭けていたので、
ひょっとすると、世界初のCD化作品の一枚になったことと併せ、
執念の周年企画でも世界初となるのかもしれない。
アナログからデジタルへ、録音からマスタリングまで
すべてが異次元に突入した時代に、さまざまな苦労を重ねた
音楽業界の先達の一人であるとともに、
一介の趣味人でもあるところが素晴らしい人。
語り尽くせぬ。
いやいや、こういうことを思って書き始めたのではなかったが、
3月21日は今年も過ぎていった。