そうムーチョだから

イカしたタイトルを思いつくまで。

そろそろ幕引きに

昨日(2月9日付)の読売新聞に
「基礎からわかる「柳沢厚労相」」という特集記事があった。
一部、誤解を恐れずに引用すると、氏は
「政策通だが、政局に疎い」とか「堅物で柔軟さに欠ける」と言われているらしい。

それで今回の失言問題については、そういう人間だから、
「不器用でまじめな男が講演でうけを狙うから、ろくなことにはならない」と
同情論があることも書いてある。

経歴を読むと、苦労人みたいで、
まさに同情に値する。
それに女ばかりの家族で、いい親父でもあるみたいだ。

だから、別に人間性を否定しているわけではありません。
厚生労働大臣には相応しくないんじゃないかと言ってるだけです。

ただ、私が不思議に思うのは、
なぜか、ジェンダーフリー論にならないことだ。
安倍首相は、ジェンダーフリーを目の敵にする一派の代表者なので、
事がそちらに及ぶと、かなりややこしい論争になる恐れがある。
私としては、言葉の応酬で、論議をやってほしいのだが、
国会の予算審議の過程で、優先すべきことでもないようで。

それにしてもジェンダーフリーに関しては、
言葉狩りを平然とやってきた連中が、
今回は野党の面々に向って、
言葉狩りはいい加減にしろ、なんてのたまってるんだから、
へそが茶を沸かすとはこのことだろう。