11月11日の熊日「政考政読」の見出しは
「参院『不要論』の崖っぷち」
新憲法の制定にあたって
連合国軍総司令部(GHQ)が示した草案は「一院制」だったが、
日本側の要望で「二院制」に変わった。
「人間の道行きは思いもつかぬ方向に行く恐れもあり、
どうしてもこれを抑制する方法が必要ではなかろうか」。
憲法改正の国会審議で、
金森徳次郎国務相(憲法担当)は二院制にする理由をこう説明した。
なんかそういう話を聞いたことはあったが、
これが原点だったのか。
それにしても、政治の言葉に品がありますね。
「人間の道行きは思いもつかぬ方向に行く恐れもあり、
どうしてもこれを抑制する方法が必要ではなかろうか」
11月の記事なので、臨時国会で
野田佳彦元首相の参議院での所信演説が
拒否されたときのこと。
そんなこともあったねと。
ねじれだなんだと言ったって、
真の良識の府だったら、
きちんと良識を示してくれそうなものだ。