『渋滞学』という本が出たとき、面白そうだなと思ったきり、
忘れていた。
8月18日の熊本日日新聞夕刊「モザイク21世紀 学問はいま」
という記事を読んで、思い出した。
東大大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻准教授 西成活裕さんが、その著者。
しかし、本書を読まずして言うのも何だけど、
記事で読む限り、高速道路での渋滞が基本になっている様子。
「(高速の上り坂では)車間距離が40㍍以下になると渋滞になる」とのこと。
上り坂で、それと気づかずスピードが落ちると、
後続車が次々にブレーキを踏んでいくかららしい。
学問的には、その単純化で、学際的に応用も効くのかもしれないが、
現実生活では、一般道路の、信号が原因と思われる渋滞が問題である。
「一般道の渋滞では、車間距離をつめるべきだ」が私の持論です。
先の信号と次の信号の区間に、何台の車が入るかが、重要な気がするんだけど、
理論的には、大差ないのかもしれない。
渋滞だから、焦ってもしようがない、という気持ちもわかるが、
漫然と運転をしてると、車列はダラダラと長くなる。
ある地点を過ぎると、車がスイスイ(なんか表現古い)流れるようになる。
そのとき、ラロ・シフリンの音楽が流れてくる