後期高齢者医療制度の基本的な考え方については、私は間違っていないと思う。
しかし、成り立ちが数を笠に着た強行採決。
制度が十分に周知されていないのに、予定通りのスタートを切った。
そこまでのやり方も、反省材料に事欠かないのに、
支持率的に次第に弱体化してきた政府与党は、一斉に上がった反対の火の手に茫然自失。
見事な付け焼き刃で、猶予措置だの徴収方法の変更を余儀なくされた。
と、ここまでの経緯は、こういう感じでよかったでしょうか。
15日、新たに約430万人のお年寄りが保険料を年金から天引きされたのだが、
16日の熊日によると、全国で、28道府県162市町で
保険料徴収ミスがあったとのこと(共同通信のまとめ)。
そりゃ、ミスはあってはならないが、
「ずさん事務処理」の原因はどこにあるのか、そもそも論を振りかざすつもりではないが、
それらのミスが、統計的に見て、許容範囲のものかどうか、
誰か計算してくれてもいいと思うのだ。
とんでもない確率でミスが起きているとしたら、それは
元々準備に人手も時間も足りなかったということもあり得る。
物言えぬ地方公務員に責任を押しつけて、それで済む問題だろうか。
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